「きょうだい」とは
障がい者の「きょうだい」に”光”をあてた映画
障害や疾患、難病などがある人の兄弟や姉妹のことをひらがなで「きょうだい児」または「きょうだい」といいます。
「障害者白書」には、障がい者の数が統計として毎年更新されています。しかし「きょうだい」の数は公式には把握されていません。
障がい者の話題の中で障がい者本人と親は取り上げられますが、「きょうだい」には焦点が当たっていませんでした。
アメリカでは、4月10日が「Sibling Day(シブリングデー、きょうだいの日)」と制定されています。
「父の日」や「母の日」と同じように自分の兄弟姉妹に思いを馳せ、感謝を伝えたり祝ったりする大きな記念日となっています。
日本では、きょうだい児支援を行うNPO法人しぶたねを中心に記念日の制定に向けた働きかけがあり、2019年に公式な記念日となりました。
私たちきょうだい映画製作委員会は、障がい者の兄弟姉妹である「きょうだい児/きょうだい」のことを年齢に関係なく「きょうだい」と統一して表記しています。
映画の中では、主人公が、自分の「きょうだい」としての人生を見つめ直し、そして、自分らしい人生への一歩を歩みだす姿を描いています。